食の先人たちを想う

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昨日の晩御飯は?

ナマコ

皆さんの昨日の晩御飯のおかずは何でした?

うちは嫁さん力作の生春巻きでした。ライスペーパーを水で戻して、大葉、きゅうり、人参、白ネギ、鶏胸肉、エビ、アボカド、今回はなぜかサーモンのお刺身、などなどを巻いて、チリソースでいただきます。

ライスペーパーから透けて見える素材の色がとても綺麗で食欲をそそります。

一食あたりの単価を抑えつつ満足感のあるお料理でございました。ごちそうさまでした。

毎日毎日いただく食事の素材には、野菜、魚、肉、そのほか、様々な種類のものがあります。店頭で普通に売られているものは加工されているものが多く、もとの形を想像できないものもたくさんあります。

例えば、ナマコ。

関西ではあまり食べる風習はありませんが、三杯酢でいただくナマコ、にゅるっとこりこりしていて、ぼくは好きです。大阪で目にするナマコは加工済みで、ピチピチのビニールの袋詰めになっています。もとの原型はありません。もとの姿を想像することもありません。

かつて中国の大連に出張で行ったときのこと。あちらの方々はナマコを食べるんですね。スーパーに行ってみたら「ナマコ売り場」みたいなところがあって、ナマコが生きたままいけすで売られているんですよ!

夜、食事をするためにレストランに行ったら、入り口の正面にデカデカといけすが置かれ、中にはウニョウニョ動く生きたナマコ!客は店員さんを呼び、好きなナマコを指差して、料理方法を指定するシステムになってるらしいんですけど。

日頃ナマコなんか見慣れないぼくら日本の関西人としては、度肝抜かれる光景ですよ。

食べる度胸

例えば居酒屋でナマコを頼むと、もちろん調理済みで小鉢に入れられてます。箸でつまんで口に入れると「こりっ」とした食感が楽しめます。もとのナマコがどんな形か知らなくてもその味を楽しむことができます。

しかし、中国の大連のレストランでいきなり生きたナマコを見せられると、直でナマコを見たことがない人は思わず後ずさりすると思います。

人類で初めてナマコを捕まえて食べた人は、どんな思いで食べたのでしょう?
初めて食べた人って、偉かったと思いません?よくぞ食べようと思いたち、よくぞ食べたと思いません?

もしかすると、その人がナマコを食べていなかったら、われわれ人類は未だ「ナマコ」という素晴らしい素材に出会えていなかったかもしれないんですよ!

魚介類には「ナマコ」のように怪しげなものが多いですよね。

タコ。タコもそうです。あんなおどろおどろしいものを食べた人類最初の人の心意気!彼の度胸のおかげで、われわれ大阪人はたこ焼きを食べることができるんですよ!彼がタコを食べていなかったら、われわれ人類は未だ「タコ」という素晴らしい素材に出会えていなかったかもしれないし、大阪名物はたこ焼きではなかったかもしれない!

怪しげなものとは言え、人類で初めて「ナメクジ」を食べた人は、きっと後悔していると思いますが。

決死の食事

タコやナマコは食べて正解だったんでしょうが、中には毒を持った生物もあります。

例えば、フグ

われわれは、調理師免許を持った人がさばいてくれたフグを美味しくいただきますが、人類で初めて「フグ」を食べた人は「この魚、美味しいやん!」と言いながら、フグ毒のテトロドトキシンのせいでピクピクしながら死んでいったと思います。

その場に居合わせた人は、なぜ彼がピクピクしながら死んでいったのか理由も分からず、その後もたくさんのフグ毒の犠牲者が増えていったことと思います。

古代の貝塚からフグの骨も見つかりますからね。「フグは食いたし命は惜しし」なんてことばがその当時からあったかどうかわかりませんが。

今、われわれが「フグ」を食べることができるのは、おそらく、多大な犠牲のおかげではないかと思われます。フグのどの部分が食べられて、どの部分を食べると死んでしまうのか、人類は長年フグ毒と戦ってきたのだと思います。

それと、キノコ。

カラフルな彩りと不思議な形でわれわれ人類の興味を引くキノコ。中には猛毒のものがあって、食中毒を起こしたり、ひどいときには死んでしまうという毒キノコ。おそらく人類初めて毒キノコを食べた人は「このキノコ、美味しいやん!」と言いながら、ヘラヘラ笑って死んでいったことと思います。

食の先人たちに感謝しよう!

世界はあまたの種類の料理にあふれ、多様なな食文化があります。われわれ現代人が様々な料理を楽しめるのは、無念にも死んでいった食の先人たちのおかげではないのでしょうか?

食べ物を粗末にしたり、危険なモノを混入させたりするのは、食の先人たちに対する冒涜ではないでしょうか?そう思いませんか?
あなたが食べているその食事、数え切れないほどのピクピクとヘラヘラの上にできあがっているのですよ。

きちんと手を合わせて、食の先人たちに感謝をしていただこうではありませんか。

いただきます! 

合掌。

WEBのシステムを作ったり保守したりするSE/プログラマというものをしています。

ブログやってますがブロガーではありません。週末WEB随筆家です。
まろと呼んでください。

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